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  • A Happy New Year 2012

    DATE : 2012/02/01 17:41

    「美味しい」デザインのために

    今年の年賀状はオフィスでの

    普段の風景を切り取ってみました

    デザインは生活と繋がっていなければいけない

    日常が輝いていなければ

    きっといいデザインは生まれない

    そんな気がします

    素直に喜びに満ちていることが

    とても大切に思います

    自分たちにとって美味しいと感じる心が

    きっと美味しいデザインを生むと思うから

    新年明けましておめでとうございます

    本年もよろしくお願いいたします

    ◎

    SIZZLE[シズル]:食べ物が焼けたり煮たりの音をたてている様子

    美味しさ感を捉えたデザインのキーワードです

    神谷利男 青木孝代 糸原雄樹 西山珠央 日笠芽久美 中町友望 神谷映子

    南紀勝浦発「まぐろの缶詰」をデザインしました

    DATE : 2011/02/23 10:48

    2010年秋 株式会社フラン様より勝浦漁業協同組合様で進めておらた

    まぐろの缶詰のラベルデザインのお話を頂きました

    信頼する食道楽仲間でもあるコピーライター氏に声をかけ

    当社でブレストが開かれました

    勝浦より持参された試食のまぐろは

    プレーンな水煮やオイル煮でした

    それはそれで美味しいのですが

    私とコピーライター氏は顔を合わせて一言

    「サプライズが欲しい」

    勝浦に水揚げされたまぐろを使用したという自信の素材なのは理解できますが

    結局缶詰にしてしまったら その良さってなかなか伝わらないのではと

    私達は考えました

    その日 私達から出てきたアイデアは

    「まぐろのホルモンって缶詰になりませんか?」というものでした

    勝浦漁協の方は一瞬「エッ!」っという反応をされましたが

    しつこく聞く私達に

    「胃や心臓 エラなどの部位はありますが・・・」との返事

    「面白いです それでいきませんか?」

    後日 南紀勝浦に出向いた私達は まぐろのホルモンを試食した

    「コレですよ!これ! 面白いです」

    「これぞ勝浦漁協ならではの素材ですよ!」

    2011年1月の「まぐろ祭り」でデビューした「まぐろ缶」

    まぐろの身の水煮とオイル煮はベーシックラインとして位置づけ

    売りは「まぐろのホルモン」で展開することになりました

    第一弾の商品は まぐろの胃袋を使用した「まるごのガツ水煮」が登場

    メディアは予想通り「まぐろのホルモン」を取り上げてくれました

    捨てるところがないまぐろの経済的活用がコンセプトなので

    「マクロ経済学」からの発想で「マグロ経済学」というブランドにしました

    ちなみにこの「まぐろのガツ水煮」は味漬けなしの生姜入り

    少しの歯ごたえとトロトロの食感がクセになります

    今後の「マグロ経済学」にご期待ください

    万年筆のおかげで

    DATE : 2010/10/22 17:37

    このホームページのブログで紹介した「売れ顔の法則」の著者 嶋ひろゆきさんからコンタクトがきました
    嶋さんが 当ホームページから私が毎日アップしている万年筆ブログのコメント欄に来られたんです
    驚いてすぐに嶋さんのブログに入ってコメントを残しました
    お互い良く似た部分があったのでしょうか
    「またいつかお会いしましょう」でなく
    「いついつ どこどこで会いましょう」と直ぐに成立しました
    結局一ヶ月後 当社東京事務所で会う事になりました
    初めて会ったにも関わらず 以前から知り合いかのような会話が成立したのは
    「日本最大のマーケティング勉強会」を主宰されている嶋さんのなせる技なのでしょう
    話好きな私も ついついしゃべりまくった感がありました
    パッケージデザインの話や勉強会の話 最近のトレンドがどうのこうのとなかなか楽しく充実した時間でした
    私が使用していた万年筆の話題になり 鞄からごそごそと取り出して広げたら
    持っておられたモバイルフォンで写真をパチリ
    その後 嶋さんのブログにアップされた次第です

    本を読んでブログに書いて 著者とコンタクトがとれて そして会う
    そしてその著者のブログに私が登場!
    これも「万年筆のおかげ」かなと 思いました

    嶋さんのブログです

    http://uregao.blog44.fc2.com/blog-entry-890.html

    神谷利男

    日本辺境論[内田樹 著]が面白い

    DATE : 2010/06/01 10:08

    私の周りでもっとも知識豊富なコピーライター氏から
    薦めれたのが「日本辺境論」です
    既に本屋大賞かなにかで選ばれてるので
    読まれた方も多いでしょうが
    まだの方は是非!という新書本ですね
    内容は読んでのお楽しみですが
    今の「どないやねん!」という政治から経済など
    日本人の選択がよく理解できますよ

    私は電車のシートに座る時は基本真ん中に座ります
    ある時ほぼ100%の人が端から座る事に気付きました
    「なぜ?」と思った矢先に
    ホンダのCMで
    「端の席が空いていた」「FIT!」
    とのナレーション
    端はラッキー席なのですね
    でも 何故に?
    人と接するのが少ないから ですね 多分
    気を使うのが半分 ということかなあ
    でも一席空いてたら座りますよね
    座りたいから座る
    でも出来るなら一人で座りたい
    人が嫌い? でも無さそうだし

    新幹線の自由席の2人席の片方に
    堂々と鞄を置いてる人の感覚

    なんか「イタイ」ですよね

    そんな日本人の行動(日本人だけではないのかもしれませんが) は
     辺境から来てるのかもと感じた次第

    まだ本は途中ですので楽しみです

    神谷利男

    エルメスのオレンジ

    DATE : 2010/04/30 18:13

    「売れ顔」の法則 という本が面白かったです
    著者の嶋ひろゆきさんはプランナーで多くの商品をヒットさせておられ
    教え子もまた多くの実績をつまれてるという 
    この書籍で知ったのだが
    ミツカンの納豆である「とろっ豆 」は初期の段階から
    エルメスのオレンジで行こう!ということが決まってたそうです
    ワクワクする話ですね これ
    他に大塚の「すごいダイズ」などのデザイン開発など
    デザイナーが読んで面白い内容になっています
    売れる!ためにデザインで何が出来るか?
    そこには造形レベルだけではとても解決できない様々な要因があって
    面白くもかつ難しい
    モチベーションアップにも是非一読を
    神谷利男 

    本を買う、どこで買う?

    DATE : 2010/04/14 10:30

    会社から徒歩10分のところ、なんばの真ん中で大好きな三津寺(みってら)筋にある
    「スタンダードブックストア」によく行く。
    デザイン関係(グラフィック、ファッションとも)の会社が多いのでしょう、
    そんな関係の本や雑誌が2フロアにわたって販売されている。
    ここの書店のなにが気に入っているのかというと、
    全部ではないが多くの書籍に透明のフィルムにカバーされている事。
    立ち読みお断りのための処置でなく(ちなみに多くの書籍は併設するカフェで読む事が出来る)
    本が傷まないようにとの配慮だ。
    これは本当に嬉しい。カバーがちゃんと見える状態で読めてしかも痛まない。
    別に転売する気もないが、読み終えた書籍を本棚に並べる時もとてもキレイに保存できて心地よい。
    それにしても様々なサイズの書籍にいちいちカバーって、いったいどうやってるのか?との疑問。
    意識して初めて気付いたのですがレジ横で店員さんが合間をみつけて
    一冊づつフィルムをカッターで切ってテープで留めてるのだ。
    単純なことだが、これはなかなか真似の出来ない事だなと思ったが、
    フィルム代くらいの費用で出来るので
    本も痛まないし 、結果コストパフォーマンスは高いのではないかと思った。
    本を買う人間は本が好きで、その気持ちはこういったサービスというか姿勢に
    ビビッとくるものがあって、また足を運ぶ事になる訳だ。
    そんな気持ちで店内にいると、そのとき求めている本がぱっと目に飛び込んでくるから不思議だ。
    以来他のお店で購入した本も毎日少しずつフィルムカバーをかけています。

    ちなみにスタンダードブックストアのB1の哲学コーナーに
    当社でデザインしたつり人社の「トラウトバム」が販売されてて驚きました。
     釣りの本なのですが、内容はかなり哲学的です
    デザインも哲学的です、実は。そういう意味でここにこの本があることが嬉しかったですね。 

    ◎写真はフィルムカバーされた白い本です。こういった汚れが目立つ本でも安心ですよね。
     ちなみにこの書籍は元博報堂制作部長、高橋宣行氏の本です。
     氏の著書はどれもいいですよ。 

    神谷利男

    インクを選ぶ楽しみと気になるネーミング|モノ・コト・談義

    DATE : 2010/03/29 13:25

    画材店で色鉛筆や絵の具のチューブを選ぶように
    万年筆のインクを選ぶ
    豊富なカラーが
    また迷いを生む

    ある絵本作家兼デザイナーが
    子供の絵の具に
    空色とか肌色とか
    具体的なものの名前を入れる事は
    情操教育上よくないのでは?と発言されてて
    なるほどなと思った
    実際の空色は青とは限らず
    もし晴れていても様々な青があるから
    それを観て感じて表現することが
    教育なのではないかと

    氏のデザインした絵の具のチューブには
    色の帯があるだけで
    名前は表記されていなかった
    賛否両論あるだろうけど
    あたりまえのように行われていることに対して
    もう一度一から考えるという行為が素晴らしので
    これはレベルの高いデザイニングだと思う
    万年筆のインクにはそんな蘊蓄は不要だろうか?
    エルバンは具体的なモノと名前をオシャレに表している
    また地域限定商品では名所にちなんだ名前やら
    最近大阪の高島屋で出たオリジナルインクは
    たこ焼きソースとか紅ショウガとかあって面白い
    個人的には日常使いには
    いわゆるインターナショナルな名前でいいと思う
    そしてアプローチとして大好きなのは
    ドクターヤンセンの著名人にちなんだカラーかな

    モノの名前をつけるアプローチは切口としては面白いが
    やっぱり純粋に色を選ぶことに対して名前は邪魔になる場合もあるということです
    各人が持つそのモノのイメージカラーって違ってると思うから
    たとえば「ナイトブルー」なる色があればなんとなく朝には使いにくいとかもあるかな
    限定する楽しさはもちろんありますけどね

    写真はエルバンのVERT PREのインクです

    食の都・大阪スタイルを味わう|モノ・コト・談義

    DATE : 2010/03/23 11:33


    大阪スタイル宣言の次の日の昼、四ツ橋長堀にある「エプバンタイユ」というフレンチレストランにて食事会が開催。
    じゃあ、大阪スタイルなる食は実際どんなモノなのか?といったシュミレーション的食事会でした。
    和洋中の巨匠といわれている3店舗のオーナーが腕を振るうことことなった。
    和食は、ミシュランガイドで三ツ星をとられた大阪でもっとも有名だろう法善寺にある「浪速割烹KIKAWA」さん。
    洋食は、オーナーがハンティングがご趣味でジビエ料理をだされる「エプバンタイユ」さん。
    中華は、豊中にお店をもたれている「彩菜」さん。いったいどんな料理になるのだろうか?
    はたして大阪スタイルなるものが見つけられるのだろうか?
    不安と期待を交えて50名ほどの参加者に混じってちょっと贅沢なランチを楽しんだ。
    いい素材、出汁が効いた味、確かな腕とほどよいコラボ加減。
    一皿に3種の料理が並んだり、一椀に3名の方の料理が複雑に混ざったり、ある皿では1つがメインで他が引き立てたりと、
    流石は著名な方の料理だと感心した。
    さまざまなスタイルの料理がうまく混在した味わいが、まさに大阪的に感じました。
    5万円くらいの価値があると司会の方がおっしゃってたが、今後大阪スタイルなるものが広まる中(是非広まってほしい)、
    日常で食される料理のなかでどのようになってゆくのか?うまくディレクションできるのだろうか?
    安かろう、旨かろうだけでは済まされない新しい、いや本来の大阪の味が試される時が来たのでしょうか?

    画像は撮影禁止のため後にノートにスケッチした当日の料理です。

    食の都、大阪スタイル宣言|モノ・コト・談義

    DATE : 2010/03/19 10:28

    2010年3月14日、所属している大阪商工会からのインフォメーションで、食の都「大阪スタイル」宣言なるシンポジウムに参加しました。
    簡単にいえば、食い道楽大阪の現在はなんでも安く美味しく食べられるが、
    では大阪らしい料理って何?となれば、豊富なバリエーションゆえに焦点がぼけてしまってるのではないかと。
    かつて大阪は、日本の食を先導する立場だった。大阪から生み出した「食」が全国に普及した。
    しかしそのために大阪そのものの立ち位置がよくわからなくなってきたのではないか?
    という料理人や食関係者らの危惧から発足したキャンペーンだ。
    観光がこれからの日本の資源になるという国土交通大臣の意見に賛同する私としても
    多いに歓迎すべきことだと思いましたし、タイミングとしてとてもいいと思いました。

    「大阪スタイル」は宣言は7つの項目をあげている。
    コンセプトは「すべてはお客様が楽しく味わうために」とある。
    7つの項目から注目したいのは、
    1項目の「『喰い味』を追求し、誰もがうまいと思う味を提供します。」
    2項目目の「ダシにこだわり、素材をあますことなく生かします。」
    3項目目の「大阪ならではの旬を大切にします。」だ。

    2については、大阪の味といえば!と私も同感だが、ダシの味わいはかなり繊細だと思うので、
    あまりに言い過ぎると化学調味料の多用という傾向をまねきそうで心配だ。
    もっとも難しいのが3の旬だと思った。京都では夏場になるとどこもかしこも「ハモ」となる。
    春は「たけのこ」。各地でも観光として名物を売り出すのに懸命だ。冬の日本海のカニはその最たるものだろう。
    いわれてみれば大阪で旬を感じる食材が?思い当たらない。
    ちょっと考えてみて「泉州の水なす」を思い出したが。
    たこ焼きやお好み焼きや麺類の「粉もん」または551の蓬莱やら。
    最近では恵方巻。あるにはある。
    ただそれらに隠れたきらりと光る何かをみんなが求めているのではないか。
    大阪の食のブランディングでしょうか。
    そういう目でみると、確かに天下の台所、食い道楽、食の都などと言われてきた大阪の「食』って
    安くて旨い!だけで片付けてはいけないということなのでしょう。
    シンポジウムの中での話で特に耳に残った言葉に
    「なんでもあるという事は、お客さんにとってはなにもない」とあった。
    現在の大型スーパーで売られる衣料や家電製品を例に話されていました。
    確かに、と納得。

    モノ・コト・談義_メッセンジャー・あいはら氏について

    DATE : 2010/03/15 09:51

    芸人ブームの中、そんなブームとはちょっと違うスタンスで確実に秀でているなあと感じているのが、
    メッセンジャーのあいはら氏だ。あいはらさんの話術はちょっと他の芸人とは次元が違うほどの切れ味があると思う。
    相方が現在出演できない状態なのだが、そんな状態をみじんも感じさせないその空気感も凄い物がある。
    なんか自然なんですね。
    氏はいろいろな芸人さんのあだ名というか芸名もつけられてるようだが、
    あの「世界のナベアツ」もあいはら氏のネーミング。2人は同期。
    先日、毎日放送ラジオで白鶴さん主催の「呑んでいいとも」と題した特別番組があって2人の下積み時代の話が聞けました。
    最近特にテレビなんかで、イジリ的な発言が多くそうして笑いをとってるケースが多いが、
    氏の話には、たとえイジリとしてもそこに深い愛情を感じるのは僕だけでしょうか。
    多分歳をとった方に人気が特に高いのもそのあたりにあるような気がする
    世相を斬る発言なんかも、的を得たり!といやに説得力がある。
    全国で受けるかどうかはわかりませんが、話術という芸人の原点を磨いている芸人が少なく感じている中、
    僕のなかではキラッと光る人物です。
    一度じっくり氏の話す言葉だけを注目してみてください。

    My Favorite Fountain Pens[万年筆]_何処ででも書く描く

    DATE : 2010/03/10 09:28

    鞄に5本以上の万年筆を入れてて、会社の机の上にも3本ほど置いてある。
    いつも手軽に使えるようにしたい。インクもボディに合わせた色にしたりしなかったり。
    脳と手が直結していると信じているのでそういう体勢を整えている。もともとノートとか手帳とかが大好きでした。
    思いつきのテーマを見つけては専用のノートを作ったりしてた。なんかノートを買うための口実にもなっていた。
    だから長続きしなかった。

    ある時もの凄く気に入ったノートを西梅田のジュンク堂下の文具店で見つけた。
    しかももう10年以上使ってるデンマークのTimeSystemというシステム手帳の会社から出ている
    A4ハードカバーのノートだった。
    真っ黒のカバーでのロゴはどこにも無い。
    栞ひもが 黒白2本の色違いで付いているのも素敵だ。

    値段はノートにしてはちょっと高いがこれぞデザイナーのノート!と驚嘆したものです。
    今はそのノート一冊にとにかく手当り次第に書く描くという生活をしています。
    朝起きたら日付をつけて今日一日の行動リストからはじまり、作った弁当のイラストとか、仕事のアイデアなど・・・。
    とにかくこの一冊に集約するということ。そして決まり事として万年筆を使うということかな。
    一日書く量も決めないがだいたい一日1ページ半くらい書きます。そして何かテーマが生まれたら独立させる。
    その時のノートはモレスキンのA5にサイズの薄いソフトカバーの黒。
    楽しいです。ワクワクします。

    モノ・コト・談義_「甘い」という言葉

    DATE : 2010/03/08 09:22

    グルメ番組とかで、タレントさんなんかが食べた後にしゃべる感想って、ほんと難しいので観ているこちらがハラハラしませんか?単に「美味しい」だけでは許されない空気がそこに漂っているからでしょうか。開高健氏がその書籍のなかで述べていたのが、絶対に「うまい」という表現を使わないこと。それは作家として当然のこととして書かれていた。「うまい」は誰でも言える。しかも「うまい」はその人の感想であって、紹介する以上どういうものかを表さなければいけないわけで、そこが作家としての腕の見せ所なのでしょう。確かに氏の表現は通すぎて難しい部分も多かったがその徹底ぶりが秀逸だった。別の意味で東海林さだお氏の文章(イラストとあいまって)シズル感がある。そうだ、シズル感なんですね。で、最近良く聞く感想として、「甘い」という表現。焼き肉屋で食べるホルモンの脂が「甘い」。新鮮なお刺身が「甘い」。炊きたてのお米が「甘い」(ご飯は確かに甘いかな)。自然塩が「甘い」。それほど「甘い」はずのないものに「甘い」という表現を与えることで、視聴者に味覚の複雑さと意外性によって素材の良さとご本人の味覚の鋭さを表しているんだろうな。逆に、ケーキなどの本来「甘い」はずのものには「甘い」という表現はタブーになっている気がする。この感覚って「ポカリスエット」以前以後で分けられるのではないかと、ふと感じた。

    My Favorite Fountain Pens[万年筆]_万年筆のブランディング

    DATE : 2010/03/02 15:12

    少し前には世の中ブランディングの声の嵐だったような気がしますが、あっという間にブランド神話が崩れそうになっています。景気が悪くなってもブランド力があれば景気に左右されにくく価値も下がらないと思われていました。事実、確固たるブランド力のあるメーカーは、これまでの歴史の中で、良いときも悪いときも経験してここまできている強さはある。しかし、現在これまで経験したことのない不況やデフレスパイラルの中、今までの価値観は通用しないのではないかという不安が広まっている気がする。万年筆というある種余裕であり文化であるようなモノにも少し前にあったブランド化という流れ。万年筆という本業では売上の限界があるため培ったブランド力でもって他のビジネスアイテムへの展開へと広がっていった。しかし、ブランド戦略によっておこる高価格化は今の時代にそぐわなくなっているようだ。僕も感じた。つまり「高すぎる!」という事実。ブランド力によって付加価値をつけるしか価格を上げる要素がなかったのでしょう。しかしその付加価値が上がればあがるほど本質が(つまり万年筆そのものが)以前よりみすぼらしく見えたのは僕だけではないでしょう。万年筆は万年筆で、それ以下でも以上でもない。そこにどれだけきちっとした仕事ができるか、その仕事によって歴史が生まれ本当の意味での付加価値ができるはず。これには時間も手間もかかります。でもそういう物ですよね。だからいいんです。だから魅力的なんです。でも難しい問題です。万年筆という時代遅れのモノからも少し世の中が見えますね。
    神谷利男
     

    ラジオライフ_早口言葉を投稿してお米いただきました

    DATE : 2010/02/26 19:02

    昨日荷物が届き、開けてみると新潟産こしひかりの5kg袋が入っていました。送り主をみると、毎日放送ラジオの「ノムラでノムラだ、エキストラ」とある。ひょっとしてと思ったのは、木曜のコーナーにある「ノムラでバトル、早口言葉」。そこの大賞の商品がお米だということ。生麦生米生卵だからお米。ノムラさんと鳥居陸子さん、ハイヒールのリンゴさんが視聴者から応募された早口言葉を3回咬まずに言う、という人気のコーナー。皆さんアナウンサーでありリンゴさんはご存知のように喋りのプロ。放送でもまず咬まないですよね。今まで思いついたものを2度投稿しましたが、採用もなく過ごしていました。あいにくここ2週ほどはそのコーナーを聴きもらしておりましたが、お米が届いたということは採用されてしかもその日の大賞では?と思い、毎日放送ラジオさんにメールにて確認しました。で、早速返事がもどってきました。やはり採用され大賞を獲得とのこと。その早口言葉で番組が盛り上がったものが大賞となる。残念。聴きたかったなあ。で、どんな早口言葉かというと、
    「サンシャインシティーとシャンゼリゼの写真」
    です。
    神谷利男

    モノ・コト・談義_フリーという商法

    DATE : 2010/02/25 14:48

    現在、書店にて平積みされている「フリー」というタイトルの書籍。私は早朝のラジオ番組で知りアマゾンで購入。平行して5冊ほど読んでいるので少しずつですが、とても面白い。カミソリのジレットがいかに世界的に広まったのかやゼリーという商品が広まった経緯が冒頭にかかれている。またヨーロッパではタクシーより安い飛行機があるとか。ここ最近インターネットの普及でフリー、つまりタダという概念が当たり前になっている。ではいかにその企業が成立するのか?という疑問が出てくる。今日マクドナルドの前を通るとコーヒー無料!と店前で店員さんが叫んでいたが、コーヒーを求めて入店しても何か他のものを買いますよね、当然。純粋にコーヒーだけを飲みたくても。それが狙いとわかっていてもついついお金を使う。それも「フリー」です。有名なジレット商法も、はじめは替え刃式カミソリを無料で配ったそうです。そして使い勝手が良く評判になり、替え刃を購入する。なんとなく得した気分でありながらいつの間にかお金をつかっている、そんな商売です。(それにしても替え刃って高価ですよね、今の時代に)プリンタのマシンが安いけど、インクは高価。しかも必ず必要。プロバイダ契約すればパソコン本体は100円などなど。これからもどんどんと増えてゆくであろう「フリー」。世の中は頭のいい人が動かしてるんですね。多分。
    神谷利男

    My Favorite Fountain Pens_万年筆を買いに行こう

    DATE : 2010/02/22 09:49

    一本の万年筆を欲しいと思い立ったら是非とも入手してください。うまくいったプレゼンの記念や自分へのご褒美、家族の記念日など。万年筆は文字通り万年−長くつき合える物です。今の時代そんなモノって案外珍しいかも。しかもランニングコストはインクと紙とたまのメンテナンスくらい。ただ、一本の万年筆によって起こる物欲への点火にはご注意を。で、そんな時のために購入のちょっとしたアドバイスを。万年筆は手軽に買えます。街の文房具店や百貨店(嗜好品のためか、美しい女性店員様が多いです)の文具売り場。そしてたまにある専門店。インターネットでの購入やオークションでの落札。ヴィンテージ品を扱うお店。万年筆の倶楽部が開催するイベントでの売買。安く買うには、インターネットや安売り店だが、ここで注意が必要。万年筆は買ったそのままでは、なかなか思うような書き味やインクの出具合(インクフロー)ではないのです。たまたま自分に合った物もあるでしょうが、私の経験ではそれは希。昔、作家が毎日長く万年筆を使用し、数年たってやっと書き癖にあったペン先になると聞かれた事ある方もおられるでしょう。しかし、現在では多くはパソコンでの筆記となるためそれこそペン先がその状態になるには一生かかるかもしれない。そこでペン先調整をしてもらえるお店での購入がお勧めとなる。私が贔屓にしているのは神戸は元町にあるPen and message.(ペンアンドメッセージ)というお店だ。そこでは、気に入った万年筆を選んだ後、その場で試し書きをし目の前で自分の理想となる書き味になるまで調整してもらえるのだ。このサービスはほんとうに有り難い。お気に入りの万年筆を選んだはいいが、ストレスある状態だとどうしても疎遠になり結局使わなくなってしまう。それこそ当人にも万年筆にも悲劇だ。自分と万年筆が一体となった状態が、万年筆の心地よさ、万年筆の付加価値だと思う。是非、一度そんなお店に足を運んで一日かけて理想の万年筆を見つけてください。いいもんですよ、万年筆は。一本の価値。それを実感できます。
    神谷利男

    逸品の一品_大黒のかやくご飯[大阪・なんば]

    DATE : 2010/02/17 16:43

    万年筆に引き続いて食べる事が大好きなので(嫌いな方はあまりおられないですけどね)、お気に入りのお店とこれ!これ!というものを紹介したいと思います。とりあえず腹が減ったので近くで済ますことは絶対にしないのと(そういうときは玄米メインのお弁当を食べます)、ときどき門構えやら佇まいで判断して飛び込みで入店するチャレンジ精神も忘れないことをモットーにしております。まず初回は、大阪ミナミの超有名店の大黒(だいこく)です。ここでの昼食を日課にしています。数年前の入院以後、肉食を基本的にやめる事を決意!(めちゃくちゃ好きだったのですがね)同じくむちゃくちゃ好きな魚をメインにすることにした。で、通い出したのがココ、大黒。会社から歩いて10分以内にあります。旨い、飽きない、揚げない、というこの3点がお気に入りの理由です。ちなみに「揚げない」、というのはフライものがないという事です。名物のかやくご飯がウマイのは当たり前だが、焼き魚や煮魚も、その素材の良さと焼き具合や塩加減などの「あんばい」が素晴しい。「日本に京都があってよかった。」とは某電鉄の広告のコピーですが、「会社の近くに大黒があって良かった。」と定休日以外にいつも思います。是非とも。

    My Favorite Fountain Pens_G.V.Faber-Castell

    DATE : 2010/02/12 18:45

    仕事で打ち合わせをしている時も常に万年筆を使用しているためか、時々万年筆の話題になります。というか、私がそっちの方に話しを持っていってるのかもしれませんが。煮詰まった打ち合わせの合間のちょっとした雑談って、なかなか充実した時間だと思いませんか?お互いのまだ知らない世界を垣間みるチャンスでもあります。昨年末から今年にかけて、お二人のクライアントの方と万年筆についての会話となり、それが発展して「購入したい!」となりました。お一人目の方は、女性ディレクターで書道をされている文字の上手い方(ディレクションも!)。旦那様と記念に万年筆を購入したいとおっしゃっりました。また別のダンディな年配のクライアント氏は、私がいつも万年筆を使ってるので、興味を持たれ、ある時書かせてほしいと言われお貸しすると大層その万年筆を気に入られた。イタリア製のモンテグラッパというブランドの物だった。で、このお二方にはいつものようにペン先を調整してもらえる神戸は元町にあるPen and message.という専門店を紹介しました。何を買われたのかが興味津々で、購入される時に電話くださる方もあって、それは楽しい瞬間です。で、そこで面白い結果がでました。女性ディレクター氏はあるイタリア製の素敵な万年筆をセレクトされたのですが、その旦那様とダンディなクライアント氏は同じ物を選ばれたのでした。ダンディなクライアント氏は私の試し書きをされた万年筆をそのお店でも見られたのですが、お二方ともドイツ製のFaver CastellというブランドのGraf Von Faber Castellというモデルを選ばれたのです。伯爵コレクションといわれる最高級の万年筆で、プラチナ製のキャップにボディは稀少木材というコントラストが素晴しいタイプです。何の知識も植え付けずに素直に選ばれた万年筆がともに同じだというのにちょっと驚いた。確かに男性の指向にぴったり来る感覚はありますね。私も大好きな万年筆ですからね。
     
    ◎妻のバイオリンとカステル・ペルナンブコ

    ラジオライフ_3

    DATE : 2010/02/09 14:49

    ラジオライフについて、くどいですがもう少し。「ラジオは脳にきく」とい本をご存知ですか。かなり前の本ですが、発売当時は平積みされていました。最近あらためて読み直しました。ラジオや読書が脳にきいて、テレビやテレビゲームは脳には良くないということが書かれていた。すべてが駄目ですべてが良いとは言いませんし、ライフスタイルや指向の問題もあるので一概には言えませんが、僕はこの本に書かれている事に大々的に賛成したいと思います。完結に言うと、視覚に頼れない故に、イメージする事を強要されるということでしょうか。ラジオも読書も想像しなければいけない、いけないというより、せざるを得ない。それが脳にいいらしい。僕は、別に脳を鍛えたいと思っている訳ではないが、自分で想像することが大好きなので、向いているのかなと思います。先日ラジオサーバーなる商品を購入した。実は2台目。1台目は発売されてすぐに購入した。待ってましたとばかりに。オリンパス製のこの小さくて可愛い商品をこよなく愛していたが、長男が受験時代にラジオを愛聴するようになり、そのまま下宿先に持っていってしまった。このラジオはHDに大量に予約録音できる点ともっとも気に入っているのがAM専用の外付けアンテナをオプションで購入できる点だ。これを使用すると雑音のないクリアな音(といってもAMの場合は声がほとんどだが)が聴ける。他の電波などに非常に弱いAM放送がこれほどストレス無しに聴けるこの快感!自宅で好きな番組を録音し、週末に聞き漏らしたりもう一度聴きたい放送を聴く。土日よりウィークデイの放送に好きなのが多いので、週末にラジオを聴きながら絵を描いたりして過ごしている。週末もまた嬉しい日々を過ごす事ができるのだ。
    神谷利男

    ラジオライフ_2

    DATE : 11:06

    相変わらずのラジオな生活を続けていますが、ちょっとした変化がありました。朝の5時からはじまるFM大阪(配信はFM東京)のクロノスですが、先日東京に行った際にホテルに宿泊。朝、携帯からの音で目覚め、ベッドサイドに内蔵されているラジオのスイッチを入れるといつもと同じクロノスが聴こえてきた。とても嬉しくなり日課になっている一冊のノートに昨日の出来事や今日の予定(何をするか!)や仕事のアイデア少々などをランダムに自由に万年筆で書き込む作業を始めた。至福の時間だ。ラジオから聞こえる様々な情報で僕は一般的には十分に感じている。新聞は読まない。けれどそれで困ったことはない。新聞の見出しくらいはラジオが語ってくれる。気になった情報のみネットで深く調べる事はあるが・・・。僕は新聞を読む時間がもったいなく、それなら興味ある本や文学を読んでいる方がいいと思っているし実際そうしている。テレビもそうかな。その時間を他にあてると結構なコトが出来てしまう事に気付いてしまったのだ。それについてはまたの機会にするとして、いつものラジオが聴こえてくるこの心地よさに浸った出張の翌日。ちょっとした気まぐれでAMに切り替えた。すると面白いわ楽しいわで、一気にハマってしまった。「テンコモリ」という番組で5時から8時まで。まあ一度聴いてみてください。ビジネスマンにもかなり刺激ある番組です。ふと思った。毎日放送ラジオって、素晴らしい!。東京の文化放送なども興味あるが関西では現在NO.1だと(個人的に)断言できる。残念なのは以前放送されていた日曜の早朝番組「勝谷誠彦の志ジャーナル」の復活ですね。予算(勝谷さんのギャラ?)の事情で打ち切られたようだが、今でも最も好きな番組です。勝谷さんの世相を切りまくる頭の20分、そしてグルメ情報の10分。アシスタントの古川圭子さんとの相性も抜群!(初期は新人アナでしたが彼女もよかった!)同じこと思っている方多いのでは?

    神谷利男

    My Favorite Fountain Pens – Kato Seisakusyo

    DATE : 2010/02/02 13:37

    1月23日、大阪にある加藤製作所という万年筆メーカーの加藤氏が亡くなられた。東急ハンズで販売されてるので知っておられる方もおられると思います。セルロイドを軸に使用した万年筆で有名で、世界に名だたる浪花の万年筆職人と言われています。残念ながらペン先はドイツのペンメーカーから供給された物を使用されているが、個性的で懐かしいセルロイドはやはり魅力ある。氏の名声を高めたのは、イタリアにあるヴィスコンティという、2人の万年筆愛好家によって設立されたメーカーのセルロイドボディを作ったという事実だ。ヴィスコンティは、万年筆が輝いていた時代をもう一度現在に蘇らせるという野心でもって登場したメーカー。当然、その時代の素材を復刻する必要に迫られる。で、それを再現できる職人ということで加藤氏に矛先の矢がたった訳だ。残念ながらその時代の万年筆は所有していないが、あるヴィンテージ・ペンの洋書で拝見すると魅力ある様々な模様の美しすぎるボディがそこにあった。ヴィスコンティの2人は驚嘆しただろうと想像はつく。ヴィスコンティとの契約が切れても加藤氏は、淡々と大阪で万年筆を作り続けることになる。「万年筆は1万円くらいで買えるモンで十分や!」とは氏の信念だったようで決して豪華でもない奇をてらわない万年筆だ。使ってもらいたい、手軽に使い続けてほしいというそんな心意気を感じる万年筆。でもボディのセルロイド素材と模様は流石に他社とは異彩を放っている。得てして高価な万年筆を買ったはいいが、どこかに緊張感が走って普通につき合えないという本末転倒な事が良くある訳で、洋服なんかも高価なものを買うと結局着れずに時代遅れになってしまったりする事も多い。どうぞ、加藤さんの万年筆を一本手に入れてください。普通に使えて普通に良い。それと新品より時代が経った方が良くなるという、そんな気分な万年筆です。氏の万年筆は手作りのためそれほど多く流通している訳ではなく、人気のあるモデルやカラーは既に完売も多いです。お早めに。

    加藤氏追悼のメッセージ企画展が神戸のPen and message.という万年筆専門店で開催予定です
    手紙展に出品した私のレターです

    My Favorite Fountain Pens – Montblanc Hemingway

    DATE : 2010/01/26 19:03

    愛すべき万年筆について語るこのコーナー。第一回目はやっぱりモンブランのヘミングウェイかな。この万年筆はWriters Editionという現在も毎年発売されている作家シリーズの第一号モデルで、1992年に発売された。万年筆は世界で2万本という限定。残念ながら私はヘミングウェイの発売当時はラミーに首ったけの時代で感心もなかった。当時8万円で売られたこのモデルは現在中古市場で28〜40万の値段がついている。それだけ人気のある万年筆で、ある本には「万年筆愛好家ならこれを持たないと肩身が狭い」といった記載も。私は板坂元氏の著書「紳士の文房具」という今も大好きな本で初めて知った。魅力的で欲しかったが身分不相応な気がしていた。氏の本には作家シリーズの第二号モデルのアガサクリスティも掲載されていて食い入るように眺めていた。現在の作家シリーズは選ばれた作家のイメージで万年筆が作られているのだが、ヘミングウェイやアガサクリスティは過去のモンブランのモデルを復刻させている点が興味深い。例えばヘミングウェイは1930年代のモデルをベースにしている。その1930年というのがヘミングウェイが活躍していた時期と重ねているわけで、私はその頃のヘミングウェイの著書が大好きでそれもこの万年筆を贔屓にしている原因なのかもしれない。アガサクリスティの著作も大好きだ。好きな作家をモチーフとした万年筆を持つということ、それがこのシリーズの最大の魅力なのかもしれない。そういう意味で、次はの狙いはドフトエフスキー。幸いドフトエフスキーはあまり人気がなくヘミングウェイのようなべらぼうな価格はついていない。いずれにしてもこれらは普段使いでなく、寝る前のデスクで至福の時間を過ごすための万年筆だろう。万年筆は書くための道具だ。ヘミングウェイやアガサクリスティに、それに合うインクを入れて書くのだ。僕は、夢を書く。

    神谷利男

    モンブラン・ヘミングウェイと愛用のフライロッド どれも歴史的名品である。

    ラジオライフ_1

    DATE : 2010/01/18 18:11

    実は自他ともに認めるラジオファン。ほんとラジオって面白い。朝起きてから寝るまでいつもラジオが聞ける状態にある。仕事場はもちろん自宅の風呂場にもある。僕の情報源の多くがラジオである。ラジオの最大のメリットは、音だけなので想像する楽しみがある事。それと、聴きながら他の事が出来る点だ。これは大きなメリットで、テレビを観ながら生産性には雲泥の差がある。テレビはやはり集中して観ないとね。我が息子の話で恐縮だが、彼は大のテレビ好き。しかし受験もある。テレビを観ながらの勉強が彼のスタイル。といってもCMの間にちょこっと勉強。それでは限界があると感じ彼にラジオを薦めたら、案の定ハマった。そしていつしかラジオを聴きながらの勉強スタイルに変わった。結果成績もアップしたと思う。で、私のスタイル。朝5時のFMからスタート。 FM東京配信の「クロノス」から始まり時折はさまるFMローカル(こちらではFM大阪)の「ピース」。通勤の間は電波状況が気になるので金曜以外は聴かずに読書(金曜はおたのしみの「ピカ金」あるのでね)。会社に着いて引き続き「ピース」。11時、FM東京に30分バトンを渡す時に僕のラジオはすかさずAMにチェンジされる。超お気に入りのMBS1179の「ええなぁ」を聴く。12時30分からはずっと愛聴している一番のお気に入り「コンちゃん」。4時から同じく1179の「ノムラでノムラだ」〜「旅ラジオ」が9時まで。その後は、聴くとすればFM大阪(配信は東京)の「School of Lock」〜夜更かしする時は「ラジアンリミテッド」。と、まあいつも楽しいラジオが鳴っているわけで。かつてはラジオサーバーなる商品のHDに好きなコーナーをピンポイントで録音して週末にまとめて聴いていたが先の息子が下宿先に持っていってしまって今は手元にない。で、仕事に支障ないの?との声が聞こえてきそうですけど、逆にとてもいい頭の状況で仕事に取り組めていると思っていますのでご安心を。

    神谷利男

    My Favorite Fountain Pens – Style1

    DATE : 2010/01/14 10:46

    デザイナーの道具としてマキントッシュが導入されてきたころからだろうか。万年筆の出番が俄然多くなってきたように思う。もともと文房具なるものが好きなタチだし、コンピュータ以前のデザイナー氏はロットリングをはじめとした製図ペンや三角定規、ディバイダーなどプロ専用の道具があって、朝出勤したら定規類をソルベックスというペーパーセメントの薄め液で恐ろしく揮発性の高い薬品でキレイにクリーニングすることから始まった。そんな愛おしい道具が不要になりだしたがアイデアスケッチという行為にはコンピュータに立ち入る隙はなく、自らの脳と手を通じた筆記具が大活躍することはずっと変わらぬままだ。作業がコンピュータにバトンタッチするまでの行程で僕は万年筆というクラシックな筆記具を多用する事になった。大事で大好きな時間を共に過ごすためのお気に入りを探す楽しみと充実感を味わいたくて選んだ万年筆。決して合理的でもなく経済的でもないこの筆記具を文字から絵から様々に表現したいという強い想いがまずあった。高価な万年筆だからいいデザインが生まれるわけでもなく字が綺麗になる訳でもないが、一日の大半をデザインという業に費やしている中でのせめてもの拘りとして使用している。多くの万年筆を使ってきたしこれからも使うだろう。コレクターでもなんでもなくただ描いたり書いたりすることがまず大好きでそれを万年筆という道具を使っているに過ぎない。できれば日本一万年筆を使用している人間になりたいなあ、なんてこと考えています。ときどきこのブログでお気に入りの万年筆の事を紹介しつつ万年筆の啓蒙を図りたいなと。多くの方に、一人一本お気に入りの万年筆を見つけて一日一度一文字でもいいので使い続け欲しいなあという期待を持って。

    神谷利男

    テレビ番組

    DATE : 2010/01/12 10:04

    年とったせいなのかテレビ番組がつまらない。もっぱら私は朝から夜までラジオをつけっぱなしの大ファンでラジオが情報の源なのですが、そもそもラジオマニアになったのもテレビのつまらなさからきているのだ。私がつまらないと感じるテレビの現状を少し書きたい。まずいろいろな規制でだろうが同じような番組が多い。特に最近はクイズ番組ばかりで、まあクイズ番組そのものはいいのだが、答える人がなぜか芸能人であるということ。そもそもなぜ芸能人がクイズ番組で知識を競いそれを私たちに見せる必要があるのだろうか。そもそも芸能人たるや、自らの芸能で勝負するものではないか?僕は芸能人の知識とその優劣なんて全くといって興味ない。まだ昔からあるクイズ番組で一般の人が出演するほうがはるかに面白いと思っているのは私だけだろうか。多くの方がそう感じてると思うのだが。小学校時代、クストー船長の海洋ドキュメンタリーが夜7時ごろといったお茶の間のいい時間に放映されていて食い入るように見ていたし知識のあった父にいろいろと聞いたものだ。そんな番組が民放では皆無なのが現状。そしてもっともテレビを見ていて不愉快に思うのが、芸能人がプライベートをネタに話して笑いを取っている時だ。もともと芸能人って、プライベートを極力隠すというそのミステリアスに魅力があったのではないか?プライベートの話題って、私達友達同士でも十分面白い。だから芸能人がプライベートを話すというのって、面白くて当然でそんなことを恥ずかしげもなく隠すどころか言いたくて仕方ないように喋りまくり笑いをとっている姿にたまらなく不快感を感じる。それも芸だといわれればそれまでだが、そんな番組に全く出ずに、本業を真面目にキチンと行っている俳優の方、お笑いの方、歌手など多くおられるのも事実。そんな方を僕は応援したいし、その結果っていずれ必ず訪れるはずだ。そりゃそうだろう。プライベ−トを話してる事って、芸でもなんでもないからね。観なけりゃいい!って言われるが基本的には観ないのだが、家族と暮らしていてどうしても観なきゃいけない状況ってある。そんな時、笑えない自分がいる。笑いは大好きだ。でもこんな笑いは必要ないと言いたい。

    神谷利男

    シズラーという名のレストラン

    DATE : 2010/01/08 13:27

    お正月の東京滞在では東京ドームホテルを利用した。水道橋に下車したのも初めてで東京のど真ん中にこんな施設があるとは!地図では確認していたが実際に見るとちょっとした驚きでした。大阪ドームとの比較論はまた次のブログででも書きたいと思いますが、東京の強さは、利便性だと感じていたのですがここはその象徴かなあと感じました。夜一人で周辺を散策してみた。ドアから東京ドームの中がチラッと見た時、ぞくっとしましたね。巨人ファンでもないしアンチ巨人でもないですが、ここで巨人の試合を見たら多分巨人ファンになるだろうなと思った。他の施設も興味深かった。ジャンプショップは人気あるだろうなあ。事実次の日覗くと多くの人でごった返していた。子供にとワンピーズのキーフォルダーなどを購入した。話しを本筋に戻そう。東京ドームなるこの施設内に、とあるステーキハウスの看板を見つけた。そしてその名前を見て、あ〜あ、なるほどね。その名も「シズラー」。食品パッケージデザインを主な仕事としていると、一日に一度は聞く「シズル SIZZLE」という言葉のアレンジであろう。語源は、肉が焼ける時のジュージューという音の英語の擬音語である。そこから食品の美味しさや魅力を伝えるために使用される。多くは「シズル感」という言葉で使われる。今では食品にかかわらずいろいろなモノやコトにも使用されている。はじめ「シズル」は日本語だと思っていたのは私だけではないのでは。この言葉を調べていくうちに出会った本がある。もう絶版でネットで結構な値段で入手した。その書籍は、「ホイラーの法則」(エルマーホイラー著)。この書籍のリードコピー「ステーキを売るなシズルを売れ!」で爆発的に広まったと聞きます。営業のバイブルとして一世を風靡したビジネス書。内容は結構興味深い物でした。観点がいいですよね。この時代、モノだけでは売れない。如何に買ってもらうか。その可能性をマーケッターやデザイナー、営業マン等すべてのビジネスマンにアイデアを考えさせるという意味において価値があると今も思う。そう、東京ドームのレストランの看板を見て一人ニヤッとしながら、シズルという言葉の深さに改めて考えた次第。次回このステーキハウスで食事でもしよう。どんなシズルが待ってるやら。

    神谷利男

    初売りの行動学

    DATE : 2010/01/05 10:10

    年始の3日、新年早々身内のお見舞いに東京に向かった。2日のテレビでは百貨店の初売りの福袋の特集。あまりに盛大で僕には異常に見える行列と結構な大金を使っている方々を写し出していた。「景気回復の役に立ちたい」と話していた方もおられたが、そう思うなら定価で購入するべきなのでは?と経済学者ではないけど何となくそんな突っ込みも入れたくなる年始の騒ぎ様だった。で、用事を済ませた4日。息子の要望で渋谷の大手百貨店に向かった。オープンと同時に入るもあまりの人の少なさに驚く。ゆっくりと買い物が出来るといえばそうだろうが、どうも買い物のテンションが上がらないようだ。折角東京に来たから服の一枚でもと考えてた息子の気分は時間が経てば立つ程に低下。結局数件回るも何も買わずに京都に帰った。帰りの新幹線の中で思ったこと。バーゲン3日目にして既に売れ残り感が充満している。人があまりに少なく買い物気分にならない。店員さんが暇そうでちょっと気づかってしまう。つまり、買い物モードにならないという結論になった。それとやっぱり欲しい物が少ないと改めて思った。だから福袋のようなものに入れてお金的に得をしているというその一点のみで納得して購入するということに火がつくのかなあと感じた。高価な物でも気に入らないと欲しくないと思っている私としては福袋を買うという感覚はゼロで今だに購入したことはない。ふと思った。ネットで転売?それなら納得する。そうでないと24時間以上も外で並ぶなんて信じられない。もしそうなら増々デフレスパイラルが強くなるのでは?と経済学者ではない私はいらぬ心配をした次第です。良き消費者ってどちらなのでしょう。教えて欲しいです。
    神谷利男

    クリエイターである前に、まず消費者であること

    DATE : 2010/01/01 17:13

    政権交代が昨年の流行語大賞となり日本も新しいステージへ進む上昇気分もつかの間、デフレが景気の回復の足かせになっているとか。マクド、ユニクロにニトリと勝ち組は信じられない価格と品質とデザイン戦略の勝利。安い物は低品質だという常識を完全に裏切ったことは企業努力のなせる技だとただ感心せざるを得ないが、一方高価格商品はそれに相応しい付加価値があるか?  街を歩いていても確かに欲しい商品がない、どこに行っても同じものが溢れている。打開策はお金のばらまきでなく本当に欲しくなるモノやコトを作り出すことしかないのではないかと思います。
    私たちは様々な商品のパッケージデザインを主な業務としております。
    なかなか中身まで関われないケースも多いのですが少しでも商品が消費者の手に届くよう魅力あるパッケージデザインを作ることに全力を注いでいます。
    先日年末の番組で芳香剤などで有名な社長さんがおっしゃってましたが、商品の65%は店頭で買われている、と。半数以上が店頭でその場で見て購買を決めているという事実。ここにパッケージデザインの本質があると思います。消費者と店頭で向かいあう姿を想像してデザインする。パッケージデザインの醍醐味がそこにある気がします。
    明けましておめでとうございます。遂に当社もホームページを開設することになりました。10年遅い!とある方に叱られましたが、ブックマークに登録いただいてたまに覗いてみてください。ブログもスタッフ全員で日頃感じることを記していきたいと思っています。
    2010年も大阪と東京ともども変わらぬご愛顧お願いします。

    神谷利男

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