Toshio Kamitani Design

なぜジョブスは黒いタートルネックしか着なかったのか? ひすいこうたろう+滝本洋平[著]A-Works

2017/02/01

☆☆☆★★(おすすめ度3)

☆☆☆★★(おすすめ度3)

 

サブタイトルは

〜真の幸せを生きるためのマイルール28〜

著者もふくめた一流(?)のルールの美学を紹介した本書

ジョブスについてはプレゼンテーションのテクニックとか

一時期よく出てましたけど

所詮我らが凡人なので

天才のする事なんて基本的に凄さはわかってても

参考にはならないというのが僕の考え方で

このタイトルも一瞬ためらいましたけど・・・

丁度 Team LABOの猪子さんの服の話を聞いていたので

ひょっとして?と思ってパラパラめくると

やっぱり同じでした

つまり「その日に着る服をいちいち悩む時間がもったいない!」

という事なんですね

ジョブスのやろうとしている目標は

「世界をあっと驚かせる!」という事

そのためには「自分の服を悩む暇もない!」訳ですね

チームラボの猪子さんもそうらしい

気に入った服を31着同じのを購入してるそうです

ジョブスもそう

ただ三宅一生にタートルネックを特注したようですが

 

人にはそれぞれビジョンがある 夢がある

でもいざ「何?」って言われると正直答えは難しい

「平和に平凡に幸せに暮らせたらいい」では

ジョブスのような行動には出れないだろう

ファッションも楽しんで食事も楽しんで

趣味も楽しんで家族とも楽しんで・・・

くらいの夢ではジョブスのような行動には出れないだろう

でもそんな平凡な人でもジョブスには憧れる

しかし出来ない・・・

いや出来ると思う そんな強いビジョンがあれば!

 

この本はジョブス以外にも様々な方のルールを紹介しています

もちろんルールの前にその人の生きるビジョンがある訳で

決して普通のビジョンではない

けれどもなんらかのインスピレーションは得られる気がするので

一読をおすすめします

26人目になんと私神谷の高校時代の同級生の詩人

三代目魚武濱田成夫が登場していたのにはちょっとビックリ!

彼らしいルールでした

事務所の書棚に置いておきますので是非

Toshio Kamitani