自分では書けない

さまざまな手紙の依頼が舞い込んでくる

祖母から続く代筆屋の文具店

舞台は鎌倉で

まるで鎌倉のガイドブックのような

小説でもありました

以前　社員旅行で

鎌倉に行った事を

思い出して懐かしんで

読んでました

 

代筆の手紙を

どんな紙に

どんな筆記具で書いたら

気持ちが伝わるのだろうか・・・

手紙のプロの

切り口が素敵で新鮮でした！

実際に書かれた手紙も

本文に掲載されてて

小説の切り口としても

素晴らしいと思いました

 

筆で書いたり

万年筆で書いたり

鏡文字にしてみたり

切手の絵柄にもこだわったり

現代のメールでは

絶対にできない

大事な「伝える」術を

学びました

いい本です

 

カリグラファーの熊野さんに

この本をお貸ししますが

戻ってきたら会社の書棚に

置いておきます

Reviewed by Toshio Kamitani