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建築が生まれるとき 藤本壮介[著]王国社
2017/09/15
建築にそれほど深い造詣もないのですが
ふと本屋で見たカバーデザインに引き込まれた書籍
グラフィカルなピクトグラムのようなデザインは
建築の本には見えませんでした
パラパラとめくると出てきたバッハの楽譜
しかも五線がない楽譜・・・
読むとこれが氏の建築のコンセプトのようだ
つまり五線というルールの上にある音符により
成り立ってるのが音楽
その五線がないということは
基準がないということになる
なんとなくジャズのようにも感じた
氏の建築は例えばこんなだ
床がテーブルであったり天井であったり階段であったりする
また病院などでは通路と部屋という概念がなく
部屋が通路であったり部屋であったりする
それにより人のコミュニケーションがより密になったり
プライバシーが守られたりする
実に面白いアプローチだと思ったし
実際に氏の建築の空間にいたいなと思わせました
建築とはかくあるべきということからスタートではなく
そもそも建築とはみたいなプリミティブな感覚からのスタート
僕達の仕事にもそんな感覚って大事だろうなと思った
Toshio Kamitani