作家でワイナリーもやってて

絵も素敵な玉村豊男さんの

とてもユニークな料理本がこれ

どんな料理もそれなりに作れるという

オリジナルの四面体理論や

料理の語源解説なんかも素晴らしい

ポタージュはPotatoじゃがいもからの由来だと

勝手に？思ってたのですが（結構確信的に）

実はPot（鍋）からのネーミングだそうです

だからコンソメスープも

ポタージュの仲間なんですね！

 

私的にこの本で一番面白かったのは

料理における「火」についてです

料理とは「火を使うのが前提」だったそうです

だから日本の刺し身はちょっと前までは

料理とは見なされなかった

日本料理が世界的なポジションを得るようになってから

料理として認められたそうです

また

干物は「何万光年離れた太陽の火で料理したもの」だから

立派な料理とのこと

面白いでしょ！

Toshio Kamitani