Toshio Kamitani Design

永遠のソール・ライター展

2021/03/08

週末京都に用事があり向かった
SNSで知人が京都駅ビルの美術館えきで
永遠のソール・ライター展が開催しているのを
紹介していたのを思い出し寄ることにした
以前本を買って眺めてた
その頃ソール・ライター展が関西で開催されてたけど
コロナの影響かなにかで結局行けず仕舞い
(ひょっとして開催延期になってたのかもしれない)
雪のニューヨーク(?多分)に
赤い傘をさして歩く人を俯瞰で撮った写真が
その本の表紙だった

「悪条件が写真を魅力的にする」
これは僕がキャノンの写真教室に通ってた時に感じたこと
ソール・ライターの写真を観ていてその頃が
よみがえってきた
秀逸なトリミングにコントラストのバランス
そして色彩の効かせ方など
デザインナーなど若いクリエイターにとって
とても勉強になる展覧会だと思う

緊急事態宣言がとかれた京都だけれど
結構多くの人が観にきていた
コロナ感染が怖いので
ささっと流して観て帰ろうと思ったが
なんと絵画作品やスケッチがあって
食い入るように観てしまった
ソール・ライターは画家になるために
ニューヨークにきたそうだ
現代アーティストの仲間として
名前は知れ渡っていたようだけれど
食べるためにはじめた写真で
その才能がより開花したようだ
絵画はボナールが好きだと書いてあったように
色彩豊かなものだった

「写真は発見 絵画は創造」

壁面にところどころに記してある
ソール・ライターの言葉から
彼は本当に絵が好きなんだなあと思った

Kamitani Toshio