Toshio Kamitani Design

Short&Sweet

2016/08/01

☆☆☆☆★星4つ

☆☆☆☆★星4つ

 

成城石井やPantryなどで

海外のスーパーマーケットなどで

売ってるだろう食品を見るのが好きです

食品のパッケージデザインって

お国柄が如実に出るような気がしますね

消費者のデザインに対する意識が

強いようで実はあまり強くない気もするし

いや 瞬間的に強く意識しているのだろう

ファッションのデザインなどどは

決定的に違うと思われるのが

「身体に取り入れる」ということ

その商品を信じて買って食べる

デザインはそれをサポートする役割だと思う

プロダクトデザインやファッションデザインは

「デザインがいいから好きだから買う」となるけど

食品のパッケージデザインを見て

「このパッケージデザインが好きだから買う」とは

基本ならないのではないか?

それは目的が「食べる」から

正確には

「この商品=デザインは信用できるから買う」

なのではないかと思う

 

お国柄が如実に出る食品のパッケージデザインゆえに

以前はほとんどの海外の食品は

買いはするけど食べるにはかなり億劫になってました

海外のお土産で食品を買っても

大概は食べずに破棄していた気がする

そんななかイギリスの食品は

僕的にはもっとも抵抗のないデザインなんですね

もちろん味的に日本人的にエグくないというのもあるけど

パッケージデザインもこのビスケットのデザインのように

非常にシンプルで端的なものが多い

このストイックさがロンドンっぽいんですけど

逆に味の期待度もそれほど高くなく食べれて

実は結構プレーンな味で美味しいから

安心感がうまれるのかな?

 

このビスケット

Delicate デリケート多分素材にこだわったという意味でしょうか?

そこに「鳥の羽根」が添えてある

デリケートなイメージを鳥の羽根で表現してるのかな?

使用している玉子を厳選しているという意味なのかな?

今度英語の先生に聞いてみたいと思いますが

日本人的に食品のパッケージデザインに羽根はまずないでしょうしね!

面白いです

Toshio Kamitani