Toshio Kamitani Design

サントリー×コーセーのデザイン戦略

2019/08/27

JPDAのセミナーに参加させていただきました!

いろいろ興味深い話はあったのですが

中でも印象に残ったのがサントリーのデザインについて。

アップルのデザインと言えば「シンプル」、

それに対してサントリーのデザインは「面白い」ではないかという見解。

「面白い」デザイン(商品)とはフリとオチがあるということだそうです

 

一例としてウイスキーの話がありました。

通念として日本人には外国文化への憧れと、日本文化への親しみがある(フリ)

それらを踏まえてジャパニーズウイスキーが生まれたそうです(オチ)

角瓶は亀甲、オールドは漆器、響は二十四節気をモチーフにしているそうです

 

他にもいくつか事例を聞いて

話には無かったのですが、相反する二つの要素を掛け合わせることも

面白いアイデアが生まれている条件ではないかと思いました

外国文化×日本文化=ジャパニーズウイスキー

 

この猫キャップもその一例として紹介されていました。

2月22日(猫の日)に大手各社では社名に猫要素を入れることで(例えばシャープ→ニャープ)

1日だけの社名変更というフィクションにするところを

サントリーではキャップを猫にしたものを実際に3Dプリンターで作ったそうです。

フィクション×ノンフィクション=猫キャップ

これはものすごくツイッターでバズったそうで、

実際に消費者にプレゼントなどもされたという話。

 

もちろんいつもこの法則が成り立つわけではないと思いますが

アイデアを考えるときの参考にしていきたいと思います!

あと最後にこの猫キャップもらえて嬉しかったです

 

大平