Toshio Kamitani Design

日展2017[京都市美術館]

2017/01/18

改組第3回日展

改組第3回日展

 

本当に久しぶりに

日展を観てきた

会場は京都は岡崎の

京都市美術館

高校時代 大学時代と

卒展はいつもこの美術館だった

かなり風情もあるけど

老朽化は否めない

どうやら建て直すようですが・・・

 

高校が近くだったので

学校の帰りに友達と

ちょくちょくと美術館に寄っていた

東京芸大とは比較にならないけど

結構いい環境だったと思う

それにひきかえ

洛西に移転してしまった京都芸大は

最悪の立地だった

近年京都駅近くに

文化庁の移転とあわせて

芸大も移るといういい知らせもあります

 

油絵に興味が再度出てきたのと

母から京都新聞経由でもらった招待券があったので

書道でいろいろと問題が勃発した日展へ

行きました

書道と工芸と日本画はさらっと流し

洋画は一点一点それなりに観ました

これが今の日本の絵画の最高峰なのだろう

一般的には

とある画家と話してて

日展の絵の傾向は

委員長というか理事というか

トップが描く絵画に影響するらしい

それと日展を観ると

売れる絵の傾向もわかるという

別に売れる絵を描いてる訳でもなく

一鑑賞者として絵を観たのですが

「入選してる絵の何がいいのかさっぱりわからん!」

というのが正直な感想でした

当日会場でとある出品作家による

合評会のようなものが開催されてました

とある絵の前で画家(には一見みえない普通の姿の方でしたが)が

「この人物の曲線と画面の半分上に他の人物を構成している所が

私には真似出来ないところ 素晴らしいです」

みたいなコメントをしていました

「なるほど・・・ でも・・・」

全然響かない 講評を聞いても聞かなくても

 

僕の勉強不足なのだろう きっと

描いてないからわからないのだろう きっと

もう少し絵を観てみようと思った

Toshio Kamitani