TOKYO PACK 2016
2016/10/07
包装の最新情報が一堂に集まる国際包装展
『TOKYO PACK 2016』へと行ってきました。
包装 と一口に言っても色々あるもので
我々が主に携わっている食品パッケージ以外にも生活用品や
紙袋や段ボール箱、果てはシールや紙そのものだったりととても幅広いです。
もちろんデザインだけの話ではなくて
むしろ包装技術の方がメインでした。
包装技術と聞くと自分とは少し遠いような気がしていましたが
開けやすい袋の構造や、使いやすさを追求した瓶のキャップなど
日常的に触れているようなものも多く、
ほんの少しの不便さや不快感を改善してくれているのは
包装技術だったのだと感じました。
他にもARやアイトラッキングなどの日常的ではないものもありますが。
それと私が個人的におもしろいなと思ったのは段ボール箱です。
ただ物を詰めて運ぶだけのものと思っていましたが、
箱の開け方を変えることでそのまま店頭に陳列することができるものや
販促ツールとしても活用できるものもありました。
印刷も色数が多くてきれいなものがあって驚きました。
店員さんが現場で箱を開けて陳列する時のことも考えられていたりして、
目線を変えれば色々なアイデアが生まれるものですね。
いつもと違う視点でパッケージを学ぶことができてよかったです。
ohira satomi