何気に手にした本書

若い頃はこの手の本は片っ端から読んでたなあ

でも最近はちょっと控えてたというか

やっぱり過去の名作を見たところで

同じことは出来ないわけだし

ちょとわかった気になるくらいなら・・・

みたいな気持ちが大きくなったからかな

 

この本は世界を変えたであろう広告を取り上げている

もちろん広告の前に売るべき商品がある訳で

その商品ゆえに世界を変えたのだろうけれど

その広告もまた凄い役割を果たしているのだ

「アイデア」という言葉は日常によく使用されているし

「アイデア」という言葉にそれほどの感動はないかもしれないけど

この本に出てくる「アイデア」はまさにビッグアイデアで

まさに世界を変える「アイデア」なのだ！

 

ここに出てくる広告を作ったクリエーター達はいわゆる天才ばかりだろう

でも天才でなくても「ビッグアイデア」は出るかもしれないと

そう思わせてくれるものがある

（ただしポケーッと待ってるだけでなく「強く　誰よりも強く求める」結果だろうけど）

というのも

広告って基本誰にでも直ぐにわかる必要があるからね

誰にでもわかるけど誰にでも思いつかないのが「アイデア」なんかな

いずれにしても「やる気のでる！僕にも出来るかもしれない！」

そんなモチベーションを高めてくれる本としての一読の価値がある

 

Toshio Kamitani